そこにprosthodonticsのDakima名誉教授と
OperaveのLund教授がいて、
Dakima教授は陶材焼付鋳造冠を、
Lund教授はホワイトニングを勧めました。
その時、私は、
ただの1つの修復物もないデンタルアーチをもつ
乙女のために躊躇することなく漂白を選び、
その結果、
テトラサイクリンType I Modification4の歯は、
本人が感激して,自分の将来の仕事に
歯科医師を希望するほどにまで白くなりました。
私はDDS(Doctor of Dental Surgery)課程
4年間のカリキュラムを3年で終えた後、
インディアナ大学歯学部で唯一
漂白を含む審美歯科学の勉強ができる
Operative Dendstry大学院に飛び級をして進み、
24時間いつでも使える技工机と
診療椅子をもらいました。
この頃の心境はほとんど霞んでしまって
今は正確に思い出すことは困難になっていますが、
選択した埋由の一つに、
潜在意識のどこかにあの娘、Lisaの笑顔があって、
それが決定に影響を与えたということは
確かなことだと思っています。
そしてもう一つは、
このケースの指導をしたLund教授の、
治療に対する姿勢と、
Art and Scienceとしての歯科医療の包括の仕方に
感銘したということにあります。
Lund先生はOperadve Dentistry学界の中にあって
GiantとかMasterとか呼ばれている
数少ないDentistの1人であり、アメリカでは、
生存するDentistの中では
最も尊敬を受けている人です。
今回、ここで漂白について述べる目的は、
歯科治療にあまり予備知識のない人に、
漂白の持つ利点を語ることです。
それは
歯質を少しも失うこともなく、
色だけを変えることができる
という点です。
その結果、
歯は永遠の生命を保ち続けることができ、
少なくとも人生80年の間くらいならば、
神様から授かったままの自分の歯で
生活ができるという人生が待っています。
ところが、
現在日本では、
歯が茶色だったり灰色だったりして悩み、
近くのハイシャに行くと、
「削って直しましょう。」
とすすめる日本のハイシャさんの存在があります。
1998年の現時点において
歯の色がおかしいというだけで、
削ろうだとか、被せようだとか言い出す
ハイシャは日本のハイシャさんとして
分類されるべきでしょう。
そして、
それに同意する無知な患者は
自分の健康さえも管理できない落伍者として
一生を過ごすことになります。
なぜならそれらの
削られた歯は、
最強のバリアである
エナメル質をはぎ取られ
抜歯へと怒涛の如く進む
からです。
安さんは51才の銀行員です。
小学校の時石段で転んで以来、
年々歯が黒くなるのに気づいていました。
治さなくては、いけないと思いながらも、
今までかかった日本のハイシャさんは皆、
口をそろえて削って被せることをすすめたため、
ためらっていたそうです↓。
(ふーっ、40年間迷ってよかったね、安さん)

治療前の様子↑

Walking Bleach3ヶ月後の様子↑
失活歯にはWalking Bleachという方法が効果的である。
安さんの歯は、これで削って被せたときより、
ずっと長持ちします。
歯を白くしたいという人がいる場合、
条件としては次の2つの治療方法が考えられます。
1.生活歯(神経のある歯)の漂自vital bleach:
生活歯の外側から漂自する方法で,
エナメル質内にある色素が対象になる.
治療が歯科医師によって診療室内で行われるのを
office bleach,
患者さん自身によって診療室以外で行われるのを
home bleach,
そして両方が行われる場合をdual bleachという
(上記Lisaの症例)。
2.矢活歯(神経が取られてある歯)の漂白
nonvital bleach:
失活歯を歯髄腔の内側から漂白する方法で,
象牙質内にある色素が対象になる。
walking bleachは
この中で最も多用される方法である。
治療の詳細についてはここでは述べません。
ここで大切なことは、
歯の色はホワイトニングで
簡単に変えられる
ということです。
みなさんは、それだけを覚えて下さい。
参考1:テトラサイクリン着色解決!
参考2:薬物による着色解決!
参考3:歯を白くする(症例報告)
参考4:治療費に関するFAQ
08/09/97
Norman Yamazaki, DDS.