February 08, 2001

一流と超一流の違い

今日の一番は桑名真澄でした。

#18 Prepです。

Amalgamが研摩をされない状態であります。

近々#21は研摩されますが

#20はされずに矯正中もこのままです。

その理由は#18-19-20のブリッジが

作られる計画であることを

示す必要があるからです。

それは誰に示す必要があるのでしょうか？

G.V. BLACK DENTAL OFFICEで行われる治療は

尊いものですから、

破壊活動をしている日本の歯医者さんに

示すなどという次元の低いものではないのです。

桑名真澄はもうだれか知っています。

桑名真澄が座って

私の話を聞いている時に

後ろにいるあの人たちなのです。

（注. G.V. BLACK DENTAL OFFICEの

フロントには歯科治療の巨人

と呼ばれる人たちの肖像画が

飾ってあります）

Prepです。

前医のレベルの低い治療によって

抜かれた残根の痕も生々しいのですが、

それよりも日本の歯医者さんに

破壊されまくって肥大した

#18の歯ぐきが凄いのです。

それを電気メスで切りまくって

桑名真澄の#18の最も美しい姿を

作り出したのがこの写真です↑。

Prepは完璧。

歯ぐきの処理も完璧。

アメリカの一流はこれを見て溜息をつきます。

一体どれだけの時間を費やしたのだろう？

と溜息をつくのです。

一流は時間に追われる治療をします。

１時間に一人のペースが多いとされます。

桑名真澄の今日の治療は

１時間ではできない治療です。

一流はそれはわかっていますが、

自分のスタイルは

完璧中の完璧を目指しているのではなく、

セーフサイドの完璧を目指すので、

１時間でできるのですが、

時折、このような症例を見ると

自分が恥ずかしくなるのです。

桑名真澄の#18 Prepには２時間かかっています。

単に歯を削る時間ではなく、

歯ぐきを整え、咬合を整え、

口腔内全体を見渡して

完璧な治療をするわけですから、

そのくらいは簡単に過ぎます。

桑名真澄の治療はアメリカでは

一流の治療とは呼ばれません。

超一流の治療と呼ばれます。

超一流は時間を気にする治療はしません。

時間の話をすると日本の歯医者さんは

必ず、自分はそんなに時間をかけていたら

儲からないからやらないだけだ！

と屁理屈を言います。

２流、３流、場末のボウフラは

すぐにお金の話を始めますが、

超一流にはお金は関係ないのです。

儲けることを考えて超一流になれる人はいません。

なれても一流どまりです。

超一流は、

歯のことだけを考えています。

この歯に最も良い方法で

治療をしよう

と神様に誓うのです。

次に超一流は、

歯を治せばどうなるか

を考えます。

自分が歯を治した人は、

必ず健康になり

幸せな人生を送るようになる、

と神様に誓うのです。

自分の全身全霊をかけて

聖G.V. BLACK の精霊に

誓うことができるのが超一流なのです。

Norman Yamazaki, DDS.